ブラックジャックにおけるディーラーのルール

ブラックジャックは、自分がディーラー役を務める場合、大きくプレイ方法が変わるゲームです。この記事では、ブラックジャックでのディーラーの役割について簡単なポイントをご紹介します。

  • プレイヤーとディーラーのためのブラックジャック基礎知識

ブラックジャックの基本的なルールはとても簡単です。プレイヤーは、カードの数字の合計が21を超えずに、できるだけ21に近い数字を作れれば勝ちとなります。ブラックジャックは1対1のゲームであり、各プレイヤーはディーラーに勝利することを目指します。

2から10までのカードのポイントは数字通りの数え方で、ジャック、クイーン、キングの絵札はそれぞれ10ポイントと計算されます。エースは、プレイヤーまたはディーラーの手札の使い方によって1ポイントまたは11ポイントのどちらとしても数えられます。

ここからのブラックジャックのルールは少し複雑になります。ディーラーはプレイヤーに対して賭け金を支払う責任があるため、インシュランスを行ったり、スプリッティングペアーを行ったり、良い手が出た時にダブリングダウンしたり、賭け金の半分を確保するためにサレンダーすることは認められていません。ディーラーとしてプレイする場合は、これらのルールに加えて、ヒットやスタンドに制限がある追加ルールが適用される場合があります。

  • カードを配る前に

プレイヤーにカードを配る前にカードをシャッフルします。多人数でプレイする場合は、2つ以上のデッキを併用しましょう。カードがシャッフルされたら、カードを配り始める前にプレイヤー全員がベットを行います。カードが配られた後は、ダブルダウンやスプリッティングペアーを除き、追加でベットすることはできません。

  • プレイヤーへのカードの配り方

まず、ディーラーは各プレイヤーにカードを1枚ずつ伏せて渡します。左手に着席しているプレイヤーから時計回りです。そして、最後に自分に1枚のカードを伏せて配ります。次に、2枚目のカードを表向きにして各プレイヤーに配っていきます。最後に、ディーラー自身のカードを表向きに配ります。

そこでディーラーの表向きのカードがエースだった場合は、インシュアランスをするかプレイヤーに聞かなければいけません。インシュアランスがある場合は、各プレイヤーのインシュアランスを受け取り(通常、最初のベット額の半分)、2枚目のカードをめくり、ブラックジャックかどうかを確認します。ブラックジャックの場合は、インシュアランスしなかったプレイヤーのベットを回収します。インシュアランスしたプレイヤーは、元の賭け金を受け取ります。自分もブラックジャックを持っているラッキーなプレイヤーは、たとえインシュアランスしていなくても元の賭け金を受け取ることができます。

  • プレイヤーのターン

ディーラーの左手にいるプレイヤーから順番に手札を作っていきます。プレイヤーがスタンドを選択した場合、次のプレイヤーに順番が移ります。プレイヤーがヒットを選択した場合は、そのプレイヤーに新しいカードを1枚表向きに配ります。もし、プレイヤーがカードを引き続けて21を超えてしまったら、そのプレイヤーはバストとなり、そのプレイヤーの賭け金を回収して次へ進みます。もし、最初の手札でブラックジャックだった場合、ディーラーはそのプレイヤーの賭け金を返さなければなりません。